アマショウグンノテラ

この少年全日まろの胸の内を知りました。

父重定子あるとき須磨海岸を近くに呼ばれましてこうおっしゃい頼りに効く 鎌倉の有様大洪水よ大飢饉与党いかなる災いの前触れであろうか全日マロもはや10歳を超えた子供とは言いながらもの争いなどせしこともなくただただ学問さして賜れやお坊さんにさせてたまあの子の望みに任せしならばいかがであろう沿いのせめて市出家すれば九族天に処する口説くとか神7代下一代までの代理役出勤しようと思う音街の試合の涙聞くたびごとに母梅菊されど夫の申すこといちいちもっともなれば返す言葉もなくそうでございます。

なぁまろ出勤いたしましょうせめてあの子が立派な坊さんとなってくださるなら私たちだけでなく一切衆生を救う大利益でございます。

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